夏の白身魚~鱸(スズキ)~
梅雨明けと夏休みが待ち遠しく感じる季節となりました。今回は、食卓に涼を感じさせる白身の魚「鱸(スズキ)」をご紹介しましょう。
スズキはブリなどのように、幼魚から成魚まで何度か名前を変える(ヒカリゴ→コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ)出世魚としても知られている魚です。
スズキという名前は、一説では、身に血合いがほとんどないことから「すすぎ洗いしたようなきれいな身」の「すすぎ」が「スズキ」となったとも言われております。その由来通り、身は白く、冬のヒラメ・春のタイ・夏のスズキといわれるくらい、誉れ高い白身魚の一つです。市場には、年間を通して見られますが、夏のスズキはよく太ってとても美味であることから、夏が旬とされています。
さてスズキの調理法ですが、この魚も調理次第では、ほとんど捨てる部位が無い魚です。ただし、小さい魚ではないので、ご家庭で召し上がる場合は切身の状態でご購入されることが多いと思います。バター等で、こんがり焼いて食べるのもよいと思われますが、暑くなってくるこれからの季節には、ひんやりとしたスズキのあらいを召し上がってみてはいかがでしょう。手順は、活〆された鮮度のよいものを選び、刺身より少々薄く切り、氷水(少しお酒を入れると旨みが加わります)に身を通し布巾でよく水気をとり、冷蔵庫で15~20分程度冷やせば出来上がりです。ぽん酢や梅肉醤油をつけてさっぱりとした夏の味覚、スズキのぷりぷりとした身の食感をぜひお楽しみ下さい。





