『梅雨あなご』
今年もじめじめとした梅雨の季節がやってきました。夏本番を迎える前に梅雨には梅雨のおいしい魚を食べて精をつけましょう。
今回は梅雨の時期がもっともおいしいと言われている穴子をご紹介しましょう。6月においしいとされる魚で、梅雨いわし、梅雨いさき、梅雨めばるなどがいますが、穴子も梅雨穴子と呼ばれるくらいこの時期のものが1番おいしいです。なぜこの時期の穴子がおいしいのかというと、穴子は海水と淡水の混ざり合う汽水域に生息しており、梅雨の時期になると増水で豊富な栄養分を含んだ餌が流れてくるので、それを食べて夏から秋にかけての産卵にむけて栄養を蓄えるのでとてもおいしいのです。また、穴子は高タンパクでビタミンAも他の魚とくらべて100倍近くあるので、栄養面からみても夏バテ防止に最適です。
調理法としては、天ぷら、白焼き、蒲焼などがあり、活穴子でしたら刺身でも召し上がれます。ご家庭で調理する際は、開いた穴子に小麦粉をまぶし、フライパンでソテーするだけでも美味しく簡単に召し上がれます。
当市場では三陸、常磐、九州と幅広いところから新鮮な活穴子を集荷していますので、穴子をみかけた時はぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。今年の夏はうなぎが高騰すると予測されていますので、お財布にもやさしい穴子で夏を乗り切りましょう。

市場より!!
2015年6月28日(日)当市場にて朝市が開催されます。新鮮な旬の魚やおいしい料理を用意しております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
場所-市場(水産棟・管理棟)
AM7:00~10:00